【LGBT・レズビアン映画/洋画】ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気「Freeheld」

原題:Freeheld
公開:2015年

2007年の短編ドキュメンタリー映画「Freeheld フリーヘルド」に基づいた実話

(画像元:iMDb

「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」のあらすじ

ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会った、ベテラン刑事のローレル(ジュリアン・ムーア)。年齢も環境も違うものの惹かれ合う二人は、郊外の家を購入して一緒に生活することにする。幸せな日々を送っていたが、ローレルが病で余命半年だということが判明。遺族年金の受取人をステイシーにしようとする彼女だったが、同性のパートナーには法的にそれが認められなかった。病気が進行する中、ローレルは自分たちの権利を訴えて法制度の改正を実現するために立ち上がるが…。
(引用元:Yahoo!映画

「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」の解説

第80回アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞(短編)に輝いた作品をベースにしたヒューマンドラマ。病で余命半年となって同性のパートナーに遺族年金を残そうとする女性が、それを認めていない法制度に立ち向かう。メガホンを取るのは、『キミに逢えたら!』などのピーター・ソレット。オスカー女優のジュリアン・ムーア、『JUNO/ジュノ』などのエレン・ペイジらが結集する。ジュリアンやエレンの力演、平等や権利の尊さを訴えたストーリーに胸が熱くなる。
(引用元:Yahoo!映画

「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」のキャスト紹介

ローレル・へスター役/ジュリアン・ムーア

主人公のローレル・へスター。警察官として働いています。同性愛者ですがカミングアウトはせず同僚には恋人の存在を隠して生活していました。末期ガンであることを告げられ恋人ステイシーに自分の死後、年金を支給できるよう平等を訴え続けます。

(画像元:iMDb

ステイシー・アンドレ役/エレン・ペイジ

ローレルの恋人、ステイシー・アンドレ。父親を亡くしています。自動車整備の仕事。

(画像元:iMDb

エレン・ペイジは、同性愛者であることをカミングアウトしていて同性結婚もしました。
詳しい内容はこちら↓

女優のエレン・ペイジ(JUNO主演)が同性結婚

デイン・ウェルズ役/マイケル・シャノン

ローレルの相棒役 刑事デイン・ウェルズ。ストレートの男性。長年ローレルとは相棒として働いてきました。

(画像元:iMDb

スティーヴン・ゴールドスタイン役/スティーヴ・カレル

LGBT支援団体のスティーヴン・ゴールドスタイン。ゲイ。同性婚合法化に向け活動しています。ローレルのニュースを知り、政治的利用目的も含めローレルのサポートに入ります。

(画像元:iMDb

「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」のオススメポイント

実際に起きた同性カップルが平等を訴えて立ち上がった物語

この映画は実際のドキュメンタリーを基にして制作されています。

(画像元:sjmagazine

このドキュメンタリー後、ニュージャージー州のパートナー法が改正されて同性パートナーへの年金支給も認められるようになり、その後2013年にニュージャージー州では同性婚が合法化し、2015年には全米で同性婚が認められました。

(画像元:freeheld

作品では、ローレル・へスター、ステイシー・アンドレはスティーヴン・ゴールドスタインのようなLGBT活動家という印象ではなくて、ただ「好きな人、愛する人のために残したい」という危機迫る想いから権利を訴えています。

ジュリアン・ムーアとエレン・ペイジの演技が素晴らしいです。

(画像元:iMDb

病気の進行が進み衰弱していくローレル、ローレルを献身的に支えて寄り添うステイシー。たった2時間の映画で泣いてしまうぐらい引き込まれてしまいました。

周りのサポートとローレルのために立ち上がる警察署の同僚たち

ローレルの妹、ステイシーの母親は登場シーンからローレルを支えていました。
政治的利用という目的もあるけど、スティーヴン・ゴールドスタインもローレルととも遺族年金受給の権利を主張し、デモを行い次第にその輪は大きくなっていきました。

そして、ローレルの相棒 刑事のデイン・ウェルズ。ローレルが同性愛者であるというカミングアウトで少し戸惑いますが、必死に彼自身がローレルのためにできることを模索し、ローレルだけでなく、ステイシーも支えます。彼がいなきゃ、行動して、支えていなきゃ結末は違っていたかもしれませんね。彼がいることで本当にローレルは救われていたんだろうな…。

後半のシーンにあるローレルの警察署の同僚たちの変化がグッときます。
同性愛者とか異性愛者とかじゃなくて、「ローレルならきっとこうしてる」「ローレルのために」…と彼女にしてもらったこと、彼女に対してできることを考え、行動を変えていくシーンはこの物語の中で大きな転換部分です。
大きな壁として存在していた法制度や変えることのできないものや偏見へのどんより重たい空気がなくなったように見えました。

マイリー・サイラスが歌う主題歌 Hands of Love

マイリー・サイラスは映画主題歌および邦題となるこのバラード「ハンズ・オブ・ラヴ」に関して『私はあらゆる愛の形を支持しているの。誰かを愛する気持ちを他人が止めるべきではないわ。悔いのないように生きてほしいし、この曲を聴いてそれを感じとってほしいの』とコメント。また出演している女優陣に対して『エレン・ペイジは最高に素晴らしくて勇敢よね。そして私はジュリアン・ムーアの大ファンなの。好きな映画って限られているけれど、彼女の出演している映画は全部大好きだわ。』と語っています。
(引用元:マイリー・サイラスが歌う感動のバラード「ハンズ・オブ・ラヴ」がこの秋公開となるジュリアン・ムーア最新主演作の映画主題歌及び邦題に決定!

(画像元:iMDb

 

ALL LOVE IS EQUAL

すべての愛は平等である

 

 

私も愛は異性愛、同性愛変わらず平等だと、そう想いながらビアンとして生き過ごしていますが、実際には制度や偏見を感じ、異性愛である人よりも悩んできました。今の社会の動きや考え方は現在、少し前、何十年も前に声を上げた人達のおかげで作られてるとも思っています。

 

まだ自分の生活や将来が不安になる、脅かされる状態になっていないだけで自らも声を発しなければいけない時が来るかもしれない。

自分がローレルの立場だったら??? その時自分はどう動くんだろう。

きっとがむしゃらに動くかな…

 

そんなことを考えながらこの作品を観ていました。いろいろ考えさせられた映画の一つになりました。

 

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